こんにちは。Kaziプロジェクトの二戸です。2025年も4月ですね。新年度のスタートと同時に、新生活が始まった方もいると思います。
環境の変化やら部署移動やらでバタバタし、落ち着いたらやろう!と、思っていることが全くできずにいやになる…なんてこともあるかもしれません。
そんな風に、やむをえない環境の変化で乱されたリズムを整えるため、春のリセット術と題して、一つの方法を紹介してみようと思います。
1:リズムを乱す原因に気付く
まずは、本当にざっくりでいいので、スマホのデフォルトのメモアプリや紙ノートに、日々の起床時間・就寝時間・食事の時間を記録してみましょう。
おそらく、人それぞれ「○時に寝て、○時に起きる。だいたい○時くらいには、食事をとりたい」という「理想のスケジュール」みたいなものがあると思います。
ただ、リズムが乱れているときは、理想からかけ離れてしまっており、その状態に自己嫌悪してしまうことがあります。ならばやはり、まずは「現状の可視化」をすることで、リズムがどんなふうに乱れているのかを知ることが重要です。
2:タイミングを変えることで、リズムを整える
ざっくりとした行動の記録をとるだけでも、どんな場面でリズムが乱されているのかが見えてきます。そうして浮かび上がってきた要素こそが、理想のスケジュールを妨げている原因なのです。
では、原因が分かったところでどうすればいいのか。
もちろん無数に方法はあると思いますが、ここで一つのテクニックを紹介します。それが、「タイミングをリセットする」という方法です。
環境の変化によって普段はできていることができないからこそ、ストレスになるわけです。そこで、普段やっていることの時間を見直し、「タイミングをリセットしてみる」という方法です。
普段は○時に掃除をしているけれど、それだと就寝時間が遅くなってしまい、リズムが崩れてしまう。ならば、掃除のタイミングを前倒しする、あるいは別の日に回す、といった選択肢がありますね。
つまり、「(環境の変化によって乱されている)現状に合わせたタイミング」に変更してみましょう、という方法です。
一度決めたタイミングを変更することは難しいとは思います。しかし、普段ならうまく回っているリズムが「現状は乱されている」わけで、ならば、決めたタイミングに固執するのではなく、いったん見直しをしてみるのです。
3:就寝時間を基準に考えてみる
また、当たり前ですが、「よく寝ること」は、非常に重要であり、心身の健康において欠かせないことです。そこで、リズムが乱れているかどうかの判断基準として、まずは「寝たい時間に寝られているのか?」を考えてみるのもオススメです。
本来、○時に寝たいのに、現状は寝ることができていない。ならば、1日のうち、どこかでリズムが乱されている。そして、乱される原因が見えてきたならば、その原因に対応するために、タイミングを変更してみる、というアプローチですね。
まとめ:一度決めたことでも変えてよい
今回は、環境の変化で乱されたリズムを取り戻すべく、春のリセット術と題してお話してきました。
古くからの価値観として、「一度決めたことは守る」という考えがあると思います。もちろん、そういった考えは重要だし、決めたことをしっかりと守るべき場面があることも事実でしょう。
しかし、あまりにも「ルール厳守」という価値観が強まってしまうと、自分で決めたはずのルールに、自分自身が苦しめられてしまうということになりかねません。
会社組織となれば話は別ですが、いち個人・家族の生活において、つねに環境も家族の状態も変化するのだとしたら、その変化に合わせて柔軟に変更してもいいのだ、という考えを持っておくことが大切ではないでしょうか。より快適な生活のため、日々のリズムを見直すきっかけになれば幸いです。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。