こんにちは。Kaziプロジェクトの二戸です。
3月といえば環境の変化が起こりやすい時期ですね。もしかしたら、引っ越しなどで忙しい日々を送っている方もいるかもしれません。日常の家事に加え、書類の用意、ライフラインの解約・契約、住所変更の手続き等々。やることが山積みで、何から手をつけたらいいのやら・・・。
そんなふうにタスクが次々と舞い込んでくるなかで、考えるべきはモノゴトの「重要度」です。
というわけで、今回は「家事と重要度」について考えてみたいと思います。
モノゴトの重要度は、どうやって決まるのか?
重要度もなにも、結局やらなきゃいけないんだから、グダグダ考えていないでさっさとやったほうがいいのでは!…という考え方もあるでしょう。
しかし、家事に加え、引っ越しなどのイレギュラーなタスクが重なったときは、限られた時間で「何をやって、何をやらないのか」を考え、タスクを取捨選択する必要性がどうしても出てきます。
では、家事の場合で考えてみるとして、一つの基準となるのは、「やらないと困る家事」と「やったほうがいい家事」という分け方です。
・やらないと困る家事:体調に関わってくるような食事、衛生面の家事など
・やったほうがいい家事:書類の整理、家電や道具の手入れ、消耗品の在庫管理など
これはもちろん、家事に限ったことではありません。日々の生活の中で、やらなければ困ること、やったほうがいいこと、という基準は、あらゆる場面で活用できるモノサシとなります。
重要度は人によっても変化する
また、重要度というのは、人によって変化するものです。もちろん、体調に関わるような家事については、多くの人にとって「やらないと困る家事」に該当すると思います…が、人によっては、たとえば「観葉植物の手入れ」が非常に重要なタスクとして位置づけられる場合もあるでしょう。
言い方を変えれば、その人にとって観葉植物の手入れは「やらないと困る重要なタスク」に該当するわけです。
重要度は状況によっても変化する
さらにいえば、重要度は状況によっても変化します。たとえば、仕事で疲れているとき、どうしても家事のこまかな部分にまで気が回らない。なんてことは、往々にしてあります。
しかし、そのような状態でさらに無理を重ねれば、危険な事態を招いてしまいかねません。つまり、自分の体調が思わしくない状況においては、家事よりも先に、自身の体調回復の方が重要度は高くなります。
「重要度は変化するもの」という考え方を持つ
上記に記載したように、重要度というのは、人によっても、状況によっても変化するものです。
人生という長いスパンで考えてみたとき、20代の頃はとにかく仕事!仕事!仕事ッ!という感じで、「仕事第一」に考えていた人が、40代の頃には、仕事よりも「家族第一」になっていたりするわけです。
つまり、「今の自分」は何を重要と考えているのか?を考えてみることは、日々の家事をこなす上での行動指針、ようはコンパス的な役割を果たしてくれるのです。
まとめ
今回は「家事と重要度」というテーマで考えてみました。「やらないと困ること」と「やったほうがいいこと」を分けて考える、というのは、言葉では簡単そうに聞こえますが、実際はそう簡単に分けられるものではありません。
なぜならそれは、繰り返しになりますが、人によっても、状況によっても変化するからです。
だからこそ、「今の自分」にとって何が重要であり、そうではないのかを日々考えること。そして、忙しいときに「やったほうがいいタスク」を無理してやらない、かつ、できなくても自分を責めない。そういった姿勢が、忙しいながらも、心にゆとりを持てるようになるコツなのかもしれません。
それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。