五月病と家事 〜やる気が出ない日の小さな家事〜

こんにちは。Kaziプロジェクトの二戸です。

GWはいかがだったでしょうか?旅行したり、実家に帰省したり、家でゆっくりしたり…等々、それぞれの家庭で、それぞれの楽しみ方をされたことと思います。

僕はといえば、出かけた日もあれば、家でのんびりした日もあり(家でのんびりしたのが8割かもしれません)、非常に満足感の高いGWでした。

さて、5月&GWといえば、セットで語られやすいのが「五月病」という言葉ですね。

「五月病」をネットで調べてみると、

新年度の4月に入学・入社した新人に、5月ごろになると現れる精神の不安定状態をいう語。 
 
出典:デジタル大辞泉

とあります。

上記の内容によれば、「新人」というくくりになっていますが、新人にかぎらず、誰しもなりうる状態ではないのかなと思います。

新年度がスタートし、心新たに奮闘していたときの溜まった疲れが、GWを堺にどっと吹き出し、急にガス欠のような状態になってしまう。

そのような時、自分を無理に鼓舞しようとすると、かえって落ち込んでしまうことになりかねません。

というわけで、今回は「五月病」をもとに、【やる気が出ない日の小さな家事】と題して書いてみたいと思います。

1:やる気がどうしても出ない日は誰しもある

ニュースやネットをみていると、ついきらびやかな出来事だけが注目を集め、目に入ってきやすいですよね。

そのような情報に触れすぎていると、やろうとしていることができていない自分に対して、ネガティブな感情を抱いてしまうことも多々あるかと思います。

しかし、きらびやかな出来事が取り上げられやすいのは、「注目されやすいから」という理由がほとんどです。むしろ、多くの人々の生活はニュースにもならなければ、派手なものでもありません。

誰しも、それぞれの「家庭を営む」ことに精を尽くしているわけです。つまり、一言で「生活」とはいっても、それが非常に大変な行為であり、エネルギーを要することであるということです。

そして、日々そのような大変な営みに従事していれば、当然、休憩したくもなるし、どうしてもやる気が出ない日があるのも当然です。

2:やらなきゃ、じゃなく、やれたらラッキーくらいで考えてみる

もちろん、日々のやるべき家事がある中で、いつまでもやらずにいては、色々と弊害も出てくるのも分かります。

ここで一つの提案として、なんとなくやる気が出ない状態が続く場合は、「やれたらラッキー」くらいの姿勢で日々の生活に望んでみるのはどうでしょうか。

すると、やらなきゃいけないというプレッシャーから少しだけ解放され、肩の荷が軽くなっていきます。

やれたらいいけど、やれなくてもいい。そのようなどっちつかずな態度は敬遠されがちかもしれませんが、どっちつかずでも別にいいのです。

不思議なもので、環境や他者から強制されながらやっているときは異様に疲れるのに、強制されず、自発的にやっているときでは、疲れの質だったり、行動量が変わってくるように思います。

結果的にやれたらラッキーくらいで考えていたほうが、かえって家事が捗る可能性も十分にありえるというわけです。

3:小さくても、それは重要な家事の一つ

たとえば今日、僕は床掃除とトイレ掃除をしました。今日の僕はたまたま調子が良かったから、両方できただけかもしれません。

仮に床掃除ができず、トイレ掃除だけしかできなくても、それは立派な家事の一つであり、よくできました!と、自分を褒めてもいいくらいです。

他にも、キッチン掃除といっても色々ありますね。コンロまわりが掃除できなくても、シンクまわりはキレイにできたのだとしたら、それはそれで重要な家事を一つこなしたことになります。その日はできなくても、別の日に掃除できたら十分でしょう。

4:やる気が出ない日は、小さな家事がやれたらラッキー

ここまでの内容を読んでいると、ただ単に自分を甘やかしているだけでは?なんてことも思ってくるかもしれません。

でも、甘やかす日もあってもいいのではないでしょうか。小さな家事を一つやれたら、自分を褒めていいのではないでしょうか。

世間にはあまりにも理想的な家庭像が溢れかえっており、そのような「水準の高い当たり前」にばかり触れていると、つい自分の不出来にばかり注目してしまいがちです。

そのような状態では、心身が疲弊してしまう一方でしょう。というか、上記のようなことが「甘やかしである」と感じてしまうのも、ある種、きらびやかな情報に触れすぎている弊害かもしれません。

やる気が出ない、ダルい、動きたくない。そのような声は「怠惰」という一言で片付けてしまわれがちですが、そのような声に敏感になることこそ、無理せず「家庭を営む」ためには必要なことだとも思います。

5:まとめ

さて、今回は「五月病」という言葉をもとに、やる気が出ない日の小さな家事と題して書いてみました。

適度に休憩しつつ、自分自身を労い、無理せず生活を継続するためのきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

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