【結婚前のカップルにオススメ】夫婦・家事に関する本2冊紹介!

こんにちは。Kaziプロジェクト二戸です。

パートナーと今後の将来を考えるきっかけがあったため、家事、男女脳について本を読みあさっておりました。

そんな中で大変参考になった本2冊と出会うことができたので、感想とともに記事にて紹介したいと思います。

多くのカップルは同棲をきっかけに、結婚をきっかけに、妊娠をきっかけに・・そのような時、育児、家事について本気で意識し始めるのではないでしょうか?

もちろん、実際に体験しないことには実感も湧きませんし、当事者意識もそこまで強く持てないかもしれません。

しかし、「知識」を知っているのと知らないのとでは、実際に体験したときの受け止め方、対応の仕方など、様々な面で影響が出ます。

つまり、知っていれば「行動の選択肢」が増えるわけです。

今回紹介する本の中で、自分には必要だと思う知識を取り入れ、生活が豊かになるきっかけになればと思います。

それでは、早速紹介していきます!

1冊目 「夫婦脳〜夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか〜」

<書籍紹介>

【書籍名】「夫婦脳〜夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか〜」
【著者名】黒川伊保子
【出版社】新潮文庫
【出版日】2010年12月1日
【頁 数】230P 


<特にこんな人にオススメ>

・夫(彼氏)の言動についイライラする時がある女性
・妻(彼女)がなぜ怒っているのか理由わからない男性
・仕事場で女性の上司、男性の上司、女性の部下、男性の部下とのコミュニケーションが、イマイチうまくいかないと感じている男女

<本の内容紹介>

妻:どうして言わないとやってくれないのかしら・・!?
夫:言ってくれればやったのに!

・女性は察して欲しい
・男性は言って欲しい

どちらの気持ちも本心から言っていることです。しかし、夫婦(付き合っている)という形であるがゆえに、衝突してしまう場合もあります。

なぜ衝突してしまうのか?
それは、脳の思考回路に違いがあるからです。
※先日「男女脳の違い」について記事にしたので、よろしければこちらもどうぞ


もちろん個人差はありますが、女性は女性の、男性は男性の思考回路がきちんとあります。

その仕組みを知っているのと知らないのとでは、大きく接し方が変わってきます。

本には研究結果、著者の実体験をもとに「男女脳の違い」について網羅的に書かれております。

また、同じく黒川伊保子さんの著書「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」も、かなりオススメです。
こちらの2冊は、「夫婦脳」の内容を妻視点、夫視点からより深掘りした内容となっています。


<印象的な文章抜粋>

恋に落ちる男女は、「永遠に快適に過ごせる組合せ」ではなく、「子孫の生存可能性を上げる組合わせ」に過ぎない。

男たちは、プロポーズをしたとき(この縁を受け入れたとき)に一生分の覚悟を決めている。料理の上手下手だとか、美醜だとか、結婚記念日を忘れないなんてことで妻の存在価値を測ることをしないのだ。だからこそ、いちいち褒めて、存在価値を提示してやることもできやしない。

イラッとさせるのも愛、無視するのも信頼。夫婦というのは、やはり、なんとも面白い関係である。


<個人的な感想>

文中に紹介されている「男性あるある」には、とても共感でき、つい女性に対してやってしまっているな〜と感じることが多々ありました。
また、女性の何気ない言動、行動にはこういう意図があったのか!…と、気づくこともできました。

仮にこれから夫婦となり、本で紹介されていた場面と直面したときは、本の内容を思い出しながら、(忘れているかもしれませんが・・)「夫婦」という状態を楽しく過ごせたらと思っております。

2冊目 「家事なんて適当でいい!」

<書籍紹介>

【書籍名】「家事なんて適当でいい!」
【著者名】ボンベイ
【出版社】株式会社KADOKAWA
【出版日】2019年6月27日
【頁 数】189P 


<特にこんな人にオススメ>

・今まで一人暮らし経験がない、自炊したことがないけど、うまく家事と育児をやっていけるだろうか、と不安に思っている男女

・初めての子育て真っ最中で「周りのママさんたちはこんな大変なことをやってるの!?」と感じている女性

<本の内容紹介>

「子育て」=子どもが第一優先!

もちろん、そうなのですが、その前に「お世話する親の体」も同じく第一優先!なわけです。

ママさんが子育てのストレスで、産後うつといった体調不良に悩まされるケースが多くあります。

「良い母」「良い嫁」「良い妻」であらねば!という考えを持っている女性も少なくありません。

しかし、初めての育児で精神的にも不安定な中、夫との関係、義両親との関係、同居問題など…、精神的に超ド級の負荷がかかってくるわけですね…!

著者のボンベイさんも3人のお子さんの子育てを経験し、様々な苦労、苦悩、葛藤が書かれており、胸が苦しくなりました。

そんなボンベイさんが導き出した、子育てにおける最重要ミッションは「死なせない」こと。

自分(親)の体も、子どもの体も死なせない。

最低限のラインを定めた上で、ボンベイさんは大事なポイントを3つあげています。
・家族全員が笑顔でいられることを最優先する
・子どもはもちろん、親である自分も大切にする
・理想の高い完璧主義を手放す

本から「子どもも大事だけど、自分も大事にしてね!完璧にこなす必要なんかないんだよ!」というメッセージが痛いほど伝わってきました。(育児の経験はありませんが・・)

また、ボンベイさんが試行錯誤して編み出した料理法、子どもとの関わり方、整頓術など、生活に役立つ知識もたくさん掲載されています。

特に結婚の予定がない方でも、自分の生活をよりシンプルに、ストレスなく暮らす知識はとても役立つと思います。

<印象的な文章抜粋>

「親である私が笑顔でなければ、子どもを笑顔にすることはできない」

毎食考えるのも作るのも苦痛すぎてもはやルーティン作業としか思えない。私はやっぱり「料理がきらい」でいい

やらないことがストレスならやった方がいい。手抜きしてもへーきならやめてもいい。でも、何を大切にしたいのかがわからなければ、一度全てをやめてみる

<個人的な感想>

育児の大変さについて、自分はまだあくまで想像しかできません。しかし、想像しただけでも相当なプレッシャー、精神的な負荷がかかることが文面からヒシヒシと伝わってきました。

子どもが言うことを聞かず、自分の思い通りにいかないストレス、周りの目、世の中の常識、様々な要素が「育児」に対するプレッシャーになっているのだと感じます。

自分を大切にすることが、家族を、大切な人を守ることにも繋がることを忘れずに、パートナーにも共有したいと思っております。

紹介まとめ

1冊目
「夫婦脳〜夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか〜」

ポイント
・男女脳の違いがわかる
・大切な人(彼氏、彼女、旦那、夫)に優しくなれる
・男女間のコミュニケーション術は、仕事においても役に立つ

2冊目
「家事なんて適当でいい!」

ポイント
・子どもは大切、でも自分(親)ももっと大切
・家事、育児における完璧主義を捨てよう
・抱え込まずに、もっと周りに甘えよう


いかがでしたでしょうか?今回は家事、育児についての書籍を紹介しました。

タイトルには「結婚前のカップルにオススメ」と書いてありますが、すでに結婚している、妊娠中、子育て真っ最中、どのライフステージにおいても役立つ書籍だと思います。

大切な人のため、より良い関係を築くきっかけになれば幸いです。

本記事は以上となります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事を書いた人

kaziproject