こんにちは。Kaziプロジェクトの木村です。
今日は7月22日。今月も勝手に「夫婦の日(22日)」を宣言します♪
家事や育児、ライフプランなどについて、夫婦で話し合う「ふたり時間」をつくってみませんか?
今回は『世の中の当たり前』について書きます。
以下のような方々に見てもらえたら嬉しいです。
- 世の中の当たり前って何?と思われた方
- 世の中の当たり前に違和感を感じている方
- 世の中の当たり前を変えたいと思っている方
それでは、さっそく見ていきましょう。
『当たり前』とは?
『当たり前』っていう表現、皆さんはどのように認識していますか?
私は、世の中や個人にとって「普通」と感じることを『当たり前』だと認識しています。
余計に分かりづらくなってしまいそうですが、今回は『世の中の当たり前』について少し考えてみたいと思います。
世の中の当たり前
私が思う『世の中の当たり前』とは、社会全体の環境や雰囲気によってつくられ、時代とともに変化をしていくものであると捉えています。
例えば、働き方をテーマにすると。。。
約30年ほど前、「24時間戦えますか?」というキャッチフレーズで栄養ドリンクのCMが放映されていたことが象徴しているように、働くことが美徳&当たり前とされていた時代がありました。
現在では、「働き方改革」や「ワークライフバランス」などが主流になっており、私生活も大切にする働き方が当たり前になりつつあります。
このように、その時代その時代の社会情勢等に影響を受けた働き方が存在し、状況が変われば時代とともに変化していくということが分かります。
「男性は仕事、女性は家庭」は変化してる?
ここからは、『世の中の当たり前』の代表例である「男性は仕事、女性は家庭」について見ていきましょう。
上のグラフは、専業主婦世帯数と共働き世帯数の推移を表したものです。
約40年の間に、その世帯数は逆転しており、働き方が変化してきているのが分かります。
上のグラフは、6歳未満の子どもを持つ夫婦の1日の家事関連時間の推移を表したものです。
約20年の間、妻の家事関連時間は「7時間30分前後」を横ばいに推移している一方で、夫の時間は微増してきていますが、まだまだその差は大きいのが分かります。
上のグラフは、当団体が独自に実施した意識調査の結果です。
Q.「家事は女性がするもの」という意識が少しでもある
という質問に対する回答ですが、夫婦ともに「はい」と回答した方が8割を超えています。
30~40歳代のご夫婦を対象にした調査でしたが、思ったよりも高い結果に驚きましたし、この調査においては女性の意識が男性よりも強い結果となりました。
ここまで見てきてわかること
『世の中の当たり前』の代表例である「男性は仕事、女性は家庭」について見てきました。
グラフを見ると、専業主婦世帯数と共働き世帯数が逆転していて、働き方に変化が起きている一方で、「男性は仕事、女性は家庭」という『世の中の当たり前』は、それほど変化していないということが分かります。
そのことによって、色々なことに影響を及ぼす可能性が高くなってきています。
次回のブログでは、その辺について触れてみたいと思います。
まとめ
- 世の中の当たり前は、時代とともに変化している
- 「男性は仕事、女性は家庭」は、それほど変化していない
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回は当団体も参加する『世の中の当たり前』について書きました。
時代や働き方は変化していても、意識が変化するには時間がかかるのかもしれませんね。
今回の話を“きっかけ”に、1つでも多くの対話が生まれたら嬉しいです。本日も、ステキな夫婦の日をお過ごしください♪