こんにちは。Kaziプロジェクトの木村です。
今日は12月22日。今年最後の「夫婦の日(22日)」を宣言します♪
家事や育児、ライフプランなどについて、夫婦で話し合う「ふたり時間」をつくってみませんか?
今回は、『学生の育児に対する意識』について書きます。
以下のような方々に見てもらえたら嬉しいです。
- 育児について学生がどのように考えているのかに興味のある方
- 新卒採用に苦戦している経営者や採用担当の方
- 職場で子育てしやすい環境をつくりたいと考えている方
それでは、さっそく見ていきましょう。
育児休業の取得について
今回は、我々Kaziプロジェクトと尚絅学院大学の渡邊ゼミ(宮城県名取市)とで共同実施しました『学生の意識調査』の結果の一部を抜粋しながら、学生の意識と育児について紹介していきます。
まずは、「育児休業の取得」について!
Q.将来子どもができた場合、自分が育児休業を取得したいですか
という質問の結果を表したのが下のグラフです。
取得に対する意識について女子学生が高いことは予想できましたが、男子学生の「取得したい」「どちらかといえば取得したい」を合わせた割合が9割を超え、取得への意識が高いことに驚かされました。
育児・介護休業法も段階的に改正されていますし、今後新卒採用や既存従業員が子育てしやすい環境をつくりたいと考えている企業にとっては、しっかりと対応していかなくてはならない事柄だと感じます。
子育てと企業選定について
次は、「子育てに対する理解・協力体制」について!
Q.企業情報で「子育てに対する理解・協力体制の有無」は、企業選定に影響しますか
という質問の結果を表したのが下のグラフです。
結果は学年・性別に限らず、約8割程度の学生が「子育てに対する理解・協力体制の有無」を応募の基準の一つとして意識していることが分かりました。
そう考えると、今後新卒や中途採用を行う際は子育てに対する理解を深め、協力体制や制度を構築していくことはもちろん、採用サイト等を通じてそのことをしっかりと求職者の方に伝わるように情報発信していく必要性があると感じました。
もちろん、子育てに対する理解を深め、協力体制や制度を構築し、情報発信をしていくことは簡単なことではありません。
ですが、企業のパーパスやビジョンを実現し、組織を活性化させていく上でも必要な努力であると私は思います。
子育てに対する協力体制について
最後は、「子育てに対する協力体制」について!
先ほど子育てに対する協力体制の構築が必要ですよ。という話をしましたが、実際のところどのような協力体制があったら良いか迷われる企業も多いと思います。
協力体制の構築をする上で、以下のグラフが参考になると思います。
Q.どんな協力体制が整っていたら嬉しいですか
という質問の結果を表したのが下のグラフです。
学年・性別等で多少のばらつきはありますが、上位には「育休を取得しやすい職場の雰囲気」「育休からの復帰のサポート」などがランクインしています。
子育てに対する協力体制の構築を考えている企業や、職場で子育てしやすい環境をつくりたいと考えている方は、グラフの項目の中からできることを一つずつ少しずつやってみるというのも良いかもしれません。
まとめ
- 育児休業の取得について
- 子育てと企業選定について
- 子育てに対する協力体制について
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回は、『学生の育児に対する意識』について書きました。
もちろん、個人個人で意識は異なると思いますが、私自身も参考になったデータでした。
少しビジネスよりな話になってしまいましたが、子育てもしやすい環境が少しずつでも整っていくことで、我々が目指す家事シェアが当たり前になる社会に近づけることを願って、これからもアクションと情報発信をしていきたいと思います。
今回の話を“きっかけ”に、1つでも多くの対話が生まれたら嬉しいです。本日も、ステキな夫婦の日をお過ごしください♪