『4月22日は、よい夫婦の日?』

 こんにちは。Kaziプロジェクトの木村です。

 今日は4月22日。今月も勝手に「夫婦の日(22日)」を宣言します♪

 家事や育児、ライフプランなどについて、夫婦で話し合う「ふたり時間」をつくってみませんか?

 ちなみにですが、当団体が2月17日(木)に七北田公園都市緑化ホール(宮城県仙台市泉区)に設置したベビーケアルームの『mamaro 2』は、 利用開始から2カ月が経過し、利用組数が200組を突破しました\(^o^)/

 500組の突破記念で何かやろうかな?そちらも楽しみにしてください!『mamaro 2』のたくさんのご利用をお待ちしています♪

 今回は『対話の大切さ』について書きます。

 以下のような方々に見てもらえたら嬉しいです。

  • 結婚を考えている大切なパートナーのいる方
  • 新婚の方
  • 妊娠中の方とそのパートナー
  • 夫婦関係を更に良くしたい方

 それでは、さっそく見ていきましょう。

『対話』が大切な3つの理由

 『対話』の大切さって、あえて言うまでもなく皆さん分かりきっていることだと思います。

 ですが、当たり前のことだからこそ、ついつい後回しにしてしまうことってありませんか?(私はあります(^^;))

 いくら夫婦といえど、結局は他人です。相手が本当はどう思っているか、何を考えているか、どうしてほしいのかなんて聞いてみないと分かりません!

 そこで、私が考える“『対話』が大切な3つの理由”を今回は紹介します。

 その3つの理由とは。。。

 ①一人ひとりの“当たり前”は異なる
 ②しくじりと対話の関係性
 ③夫婦の会話と満足度

 この3つです。それぞれ見ていきましょう。

①一人ひとりの“当たり前”は異なる

 『一人ひとりの当たり前は異なる』、これ当然ですよね!

 だって、一人ひとり「育ってきた環境」「現在の状況」「感性」などが違うんですから。

 「育ってきた環境」って、すべて同じ人はいないと思います。たとえば、実家の料理の味付け・家族構成・経験してきたこと・地域性など、バラバラですよね!

 「現在の状況」も、同じ人はいないと思います。仕事の内容や役職・味の好み・得意なこと・家事の方法なんかもバラバラですよね!

 私が講師を務めたセミナーで、「目玉焼きにかけるものは何ですか?」という質問をしたら、しょうゆ・ソース・塩コショウ・ケチャップ・めんつゆ・食べないなどバラエティーに富んだ回答が出てきました。「え!そんなのかけるの!?」って思う方もいるかもしれませんが、この目玉焼きというテーマ一つとっても一人ひとり異なるのが分かると思います。

 最後に「感性」も、そうだと思います。快または不快に感じるポイント・考え方・価値観など、一見近いような人が集まっても細かくみていくと微妙に異なってきます。

 でも、人って自分の“当たり前”を基準に考えてしまうものなんです。典型的なものとして「男性は仕事、女性は家庭」という考えがいまだに根深かったり、「●●については、こうするべき」など、今まで自分が見てきたものや経験してきたことを無意識に基準にしてしまう

 だからこそ、たまにで構いません!相手が自分の基準と異なる時は、「そういう考え方もあるのか!」「そういう方法もあるんだね!」と、相手の“当たり前”を受け入れたり、対話を活用することですり合わせをしていくことが大切だと思います。

②しくじりと対話の関係性

 『しくじりと対話の関係性』、ここでは私のしくじり体験を少~しお話しします。

 下のグラフをご覧ください♪  

 わが家のライフイベントと当時の対話量をグラフ化したものです。折れ線グラフの数字は対話量を表していて、「0」だと対話なし、「100」に近ければ対話量も多いということを表しています。

 こうしてグラフを見てみると、ライフイベントごとにある程度対話をしてきたつもりでしたが、「20」になった頃。つまり、対話量が減った時に妻が体調を崩してしまう事態になりました。当時は、夫婦とも仕事が忙しく子ども達も小さかったので育児も大変でした。そんな中で妻が家事育児の9割以上を担っていてワンオペの状況だったので体調を崩したのは必然だったのかもしれません。

その後は対話量を増やして家事育児、働き方等を見直したため、妻の体調も良くなりました。お互いが忙しくなって対話ができなるなると、精神的にも肉体的にも負担が偏ってしまうものかもしれませんね。 

③夫婦の会話と満足度

 最後に『夫婦の会話と満足度』について見ていきましょう。

 下のグラフをご覧ください♪  

 このグラフは、「夫婦の会話量」と「夫婦で過ごす時間」の関係性についての調査結果です。

 ちょっと分かりづらいかもしれませんが、端的にまとめると「夫婦の会話量に満足している人は、夫婦で過ごす時間にも満足している傾向にある」ということが分かります。

 先ほどの私のしくじりの話と通じる部分がありますよね!そして、会話量も多ければ良いというわけではなく、質にも満足しているからこそ、このような結果になっているのかもしれません♪

対話のきっかけ

 最後の最後に、対話のきっかけについて少しだけお話しします!

 対話の大切さについては何となくイメージがついたと思いますが、人によっては対話が苦手という方や中々時間が取りづらいという方もいるかもしれませんので、参考までに対話のきっかけを3つ紹介します。

 ・普段のコミュニケーション
 ・環境の変化
 ・アイテムなど

 これらを意識するだけで、少しは対話のハードルが下がるかもしれません。

 もちろん、「普段のコミュニケーション」の中で対話ができていたら最高です♪

 それが難しいという方は、「環境の変化」があった時に対話できれば合格点です♪
 たとえば、転職したり・部署異動があったり・妊娠出産したり・病気やケガをしたり・介護が始まったりなど、環境が変化する時がライフスタイルを見直すタイミングです。

 そして、対話するためのきっかけが必要という方は「アイテム」などを活用するのも良いかもしれません。当団体が開発した『家事見える化シート』を活用するというのもアリですね♪

家事見える化シート

【家事見える化シートの紹介はコチラ】
 >> 家事見える化シートとは?

まとめ

  • 一人ひとりの“当たり前”は異なる
  • しくじりと対話の関係性を意識しよう
  • 夫婦の会話と満足度
  • 対話のきっかけを活用しよう

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 今回は『対話の大切さ』について書きました。

 対話を普段からしている皆さんは継続してほしいですし、苦手だったり恥ずかしかったりという方は環境の変化があったタイミングに対話することを意識してみてください。そして、アイテムの活用も時と場合によっては活用してみてください。

 対話の方法に正解はありません!
 カップル毎の家庭毎のスタイルを模索してみてください♪

 今回の話を“きっかけ”に、1つでも多くの対話が生まれたら嬉しいです。本日も、ステキな夫婦の日をお過ごしください♪

この記事を書いた人

kaziproject