こんにちは。Kaziプロジェクトの二戸です。
少しずつ暖かくなってきましたね。早いもので2026年も3月中旬。新年度を目前に、忙しい日々を送っている方も多いのではないでしょうか。
会社の中では社内メール・チャットが飛び交い、一日中通知が鳴り止まないなんてこともあるでしょう。一方、家の中でも同じように飛び交い、我々を困らせる物体があります。そう、ホコリです!いくら掃除しても湧き出る、あの「ホコリ」。あれって一体なんなのでしょう?なぜ、掃除してもどこからともなく現れるのでしょう?…というわけで、今回は忙しい時期に飛び交うメール…ではなく、「ホコリ」について深堀りしてみたいと思います。
あの灰色のふわふわは、いったい何者なのか?
掃除をしたはずなのに、三日後にはもう溜まっている。テレビ台の裏、ソファの足元、窓のサッシ。気付いたら現れるふわっとした灰色の「あれ」。つまり「ホコリ」とはいったい何者なのかを、ざっくりと調べてみました。
専門的には「ハウスダスト」と呼ばれ、その成分を分析した研究がありました。一般の12家庭で一週間使用した掃除機のパックを回収して調べたところ、成分の内訳は次の通り。繊維(綿ぼこり)が56.2%、土砂ぼこりが27.5%、食物が3.53%、毛髪が3.02%。(出典:一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集「室内塵中の成分分析」より)
つまり、ホコリの半分以上は「繊維の欠片」だということ。衣類、タオル、カーテン、ソファの布地。布があるところに繊維あり、というわけですね。そして繊維があるところには「あれ」=「ホコリ」が生まれる。繊維同士の摩擦によっても塵が発生するため、毎朝の着替え、帰宅後の部屋着への切り替えなど、衣服にまつわるあらゆる動作ごとに、人々は小さな繊維の雲を部屋に放出しているということになるわけです。
「裸で暮らせばホコリが減る」は幻想
繊維同士の摩擦などが「ホコリ」を生む大きな要因だとしたら、「じゃあ服を着なければいいのか?」という問いが生まれます。…が、そうカンタンではないようです。
掃除の専門家・藤原千秋さんによれば、「フケやアカもホコリの一部なので、たとえ裸で暮らしてもホコリの発生を防ぐことはできません」と指摘してます(出典:パナソニック UP LIFE、藤原千秋氏監修記事)。
裸で暮らしていても、ホコリは発生する。なぜなら、体の細胞はつねに新陳代謝を繰り返しているから、というわけですね。でも、それはある意味で、「生きている証拠」ということもできるかもしれません(だから何だという話ですが)。
ホコリと、どう折り合いをつけるか
「ホコリ」についてざっくり調べてみて分かったことは、ホコリは「汚れ」というより「生活の産物」だということです。服を着て、歩いて、食べて、息をする。その営みのすべてが、少しずつホコリの発生に寄与しているということ。つまり、完全にホコリをゼロにすることは、原理的にできない。
だとすれば、次のように考えてみるのはどうでしょう。「ホコリ」をみて「また溜まってる」という嫌悪感を抱くのではなく、「まあ、生きてりゃそうなるよな」くらいの感覚に捉え直してみる。もちろん、だからといって掃除が無くなるわけではありません。ただ、多少なりとも掃除と向き合う姿勢の変化へと繋がれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

