こんにちは。Kaziプロジェクトの木村です。
今日は7月22日。今月も勝手に「夫婦の日(22日)」を宣言します!
家事や育児、ライフプランなどについて、夫婦で話し合う「ふたり時間」をつくってみませんか?
今回は、我々Kaziプロジェクトが8月1日(日)からスタートさせる「子育てを楽しめるせんだいプロジェクト」を紹介します。
子育てを楽しめるせんだいプロジェクトとは?
『子育てを楽しめるせんだいプロジェクト』とは、仙台で子育て世帯も「住みやすく、働きやすく、子育てを楽しめる」環境づくりと情報発信をする活動です。
取り組むテーマは多岐にわたりますが、私たちができることから行動をしていこうと思います。
プロジェクトを始めようと思った“きっかけ”
本プロジェクトを始めようと思った“きっかけ”は、「仙台市を子育てを楽しめる街にしたい」と想ったことです。
子育てを楽しむために必要なことは、子育てに対して「安心感」と「期待感」を持てるかどうかだと思います。
「安心感」とは、結婚から妊娠・出産・育児まで切れ目のないサポートがあり、孤独な子育ての状況を作らず、頼れる存在があることだと思っています。または、仕事と育児の両立ができるかも大きなポイントです。つまり、チーム仙台として子育てを見守る雰囲気が醸成されているかが重要です。
「期待感」とは、子育てって楽しそうと思えるかどうかだと思います。そこに住むパパママが子育てを楽しめる場所や情報があり、実際に楽しんでいる様子が見える。この雰囲気が当たり前になっていることが大切です。
コロナ下ということもあり、孤独な出産や周りに頼りにくくなった孤独な育児になってしまったり、出かけたとしても授乳室が不足していたり、イベントの情報が少なかったりと「安心感」と「期待感」を持てる状況にはなっていないのが現状です。
皆さんご存じですか?
宮城県の合計特殊出生率は全国ワースト2位(1.21)なんです。
厚生労働省が今年(2021年)の6月4日(金)に公表した「令和2年人口動態統計月報年計(概数)」によると、2020年の出生数は84万832人(前年から2万4407人減少)、婚姻件数は52万5490組(前年から7万3517組減少)、合計特殊出生率は1.34(前年から0.02減少)。
これらの数値にコロナが影響している可能性は大きいですが、それだけではなくやはり子育てのしやすさという意味でも、まだまだ環境づくりや情報発信が進んでいないことも要因として考えられます。
当団体は子育て世帯が「仙台で子育てしたい」と思ってもらえるように、環境づくりや情報発信を行っていきます。そのことが、我々大人が子どもたちの未来のためにできることの一つだと思っています。
プロジェクトで何をやる?
では、プロジェクトで何をやるのかについて紹介します。
8月1日(日)から、当団体のWebサイトの中に「子育てを楽しめるせんだいプロジェクト」のコーナーを設けます。
掲載イメージは以下の通りです(現在制作中)。
そこに各テーマのボタンを設置し、情報発信を行っていきます。
始めは「ベビーシッター」「家事代行」「産前産後サポート」「アニバーサリー」「アイテム」「男性の産育休」「働く」「親の教養」から情報発信をスタートする予定です。
最初は掲載情報も少ないですが、今後は掲載情報も増やしていき、見ていただく方が子育てを楽しめる“きっかけ”の一つになれば嬉しいです。
ここで、本プロジェクトから取組みを2つ紹介します。
①「子育てにやさしい企業アクション」
1つ目は「働く」というテーマでの情報発信です。このテーマで『子育てにやさしい企業アクション』という取組みを行います。
『子育てにやさしい企業アクション』とは、企業がおこなっている「子育て世帯も働きやすい職場環境づくり」を紹介するものです。
たとえば、「先輩パパママとの座談会」「男性の育休取得推進」「残業ゼロアクション」「意見を言いやすい雰囲気づくり」など、子育てしやすい環境づくりのための取組みを紹介していきます。
本アクションの目的は、活動自体を広めていきたいのはもちろん、活動に取組みたいけどどうやったら良いかわからないという企業の参考になり、チーム仙台として活動が盛り上がっていったら良いなと考えています。
また、魅力的な企業を紹介することで、「仕事と育児の両立で悩む求職者の方」や「就活中の学生の皆さん」が仙台で働きたいと思ってもらえると嬉しいなと考えています。
②「子育てのマナビバ」
2つ目は「親の教養」というテーマでの情報発信です。このテーマで『子育てのマナビバ』という取組みを行います。
『子育てのマナビバ』とは、ビジネス版の両親学級です。新生児情報が中心の両親学級とは異なり、従業員や従業員のパートナーが子育てをしながらでも働き続けられるように「子育て」や「仕事との両立」などについて学ぶ、企業向けの両親学級を実施します。
我々は「子育て」について教育を受ける機会が非常に少ないのが現状です。子育ては「家庭」と「職場」の理解と協力が必要不可欠です。大切な従業員の子育てをサポートするのも企業の重要な役割の一つであると考えています。
受講いただきたい方は、「本人またはパートナーが妊娠中の方」「妊娠・出産を検討されている方」「妊娠中の部下または、妊娠中のパートナーがいる部下をお持ちの管理職の方」です。
内容は、「女性の産前産後における変化」「新生児期の生活」「育休」「夫婦のコミュニケーション」「仕事との両立」「共働きのメリット」「家事育児分担」など。普段の生活の中で子育てを学ぶ場は非常に少ないので、少しでも参考になれば嬉しいです。
「子育てのマナビバ」の受講を通して、企業が従業員やそのご家族の生活を大切に考え、より良い職場環境づくりを推進されるサポートができればと考えています。
まとめ
- 『子育てを楽しめるせんだいプロジェクト』が8月1日(日)に始動します
- 本プロジェクトは、仙台で子育て世帯も「住みやすく、働きやすく、子育てを楽しめる」環境づくりと情報発信をする活動です
- 本プロジェクトを通して、「子育て」についての理解が深まり、仙台全体で子育てを見守る雰囲気が醸成され、子育てを楽しめる・子育てしたくなる街づくりを目指します
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回は、当団体が8月1日(日)からスタートさせる『子育てを楽しめるせんだいプロジェクト』を紹介しました。
子育てを楽しめる・子育てしたくなる街づくりを目指して、少しずつ活動していきますので、ご理解ご協力いただけると嬉しいです。
本日は、ステキな夫婦の日をお過ごしください♪