「心配」と「過干渉」の境界線

こんにちは。Kaziプロジェクトの二戸です。

今回は「心配」と「過干渉」について僕の考えを書いていきます!

家事というより、子育てがメインの内容になりますが、今子育て中のご家族はもちろん、これから子育てを経験するというご家族の方に対して、少しでも気づきが得られるよう書いてみます。

とはいえ、僕自身まだ子育ては「未経験」です・・・。

なので、「子育てしてない人が、何も分かっていないくせに何を偉そうに!」と、思ってもらって全く構いません!

ただ、まだ未経験だからこそ「客観的」に語ることもできるんじゃないかなと思って今回のテーマを選んでみました!

色々と思うところはあると思いますが、あくまで僕の主観と意見という前提で読んでいただけると嬉しいです!

では、早速いきます!

「心配」と「過干渉」の境界線

親は当然、子どもが心配ですよね。

子どもが怪我をしないように、子どもが痛い思いをしないように、子どもが困らないように、あらゆる手段を用いて、子どもが笑顔で健康に過ごせるように全力を尽くすと思います。

僕も親からは色々と言われて育ってきました。

仕事のこと、お金のこと、パートナーのこと。あらゆることになんやかんや言われてきました。

専門学校から卒業して、社会人3〜4年目くらいまでは、かなり口うるさく言われていたと思います。

正直いって「うざいなあ」と感じることも多々ありました…。

でも、それもすべて「子どもが心配だから」なんですよね。

アレやコレやと口を出すのは、子どもが困らないように心配しているから。

自分が親だとしても口うるさく言ってしまいそうだし、間違った行動をとろうとしている我が子をみたら、ときには声を荒らげて言ってしまう場合もあるのかもしれないな・・と。

とはいえ、僕自身これまで生活してきた中でつくづく感じていることは、

人が成長するのって「自分で気づいたとき」だよなということ。

親として「心配」するのは自然の心理。

ただ、子どもが「自分で気づく機会」を奪ってしまうのは「過干渉」なんじゃないかなと思います。

障害物は「当たったときに初めて」障害物だと気づく

例えば、子どもたち同士で車で遊びに出かけるとします。

そりゃもう、親としては心配で心配でしょうがないですよね。

自分の車で自分でどこかにぶつけて車が壊れる程度で済めばいいけど、事故って友達に怪我をさせたとか、他人の車にぶつけたとか、まあ色々と心配事は尽きないと思います。僕も想像しただけで、心配で吐きそうです・・・。

でも、そういった経験も自分でやってみて初めて気づくものだし、ヒヤッとした場面を一度でも経験すると、一気に目が覚めるというか、引き締まる思いがすると思います。

これは別に一回痛い目にあったほうがいいなんていう暴論を言ってるわけじゃなくて、何事も自分で経験させることが大事だよねって話です。

ただ、過干渉になりすぎるあまり、子どもが本来経験するはずだった機会を奪ってしまうと、子どもは「何をすると困るのか?」が分からないままです。

要は、障害物競走を走っているときに、障害物を事前に親がぜーんぶ取り除いてしまって、キレイに舗装された道だけを走ってしまっている状態が「過干渉」のイメージ。

高校、大学卒業くらいまではギリギリ舗装した道だけを歩いていても問題ないかもしれませんが、

社会人になってからは、基本的に舗装されたキレイな道路なんてなくて、ボッコボコの道を自力で歩いていかくちゃいけなくなります。

すると、今までキレイに舗装された道だけを歩いてきた子どもにとって、急にデコボコの道を歩こうとしても「歩き方」が分からないし、すぐ「つまづいて」しまうと思うんです。

そしてさらに、転んだときの「立ち上がり方」が分からなくて、苦しむこともあると思います。

最後は「子どもの意思」を尊重する

親が苦しんだことについて子どもに同じ思いをさせないようにと、色々と口をだしたり、「〇〇しなさい!」とか「〇〇なんて絶対にダメだ!」とか、つい言ってしまうときもあると思います。

もちろん心配しているからだと思いますが、結局それは「親がそうしてほしい」という願望であって、本人の意思を置き去りにしてしまっている場合があります。

例えば、子どもが急に「もう学校に行きたくない!」と言ってきたらどうでしょうか?

うんうん、そうか。わかった。じゃあこれからのこと、ゆっくり話そうね。と、

すんなりと受け入れ、行きたくない理由だったり、今後どうしていくかを、しっかりと話し合える関係性を築けている場合は問題ないと思います。

ただ、そうではなくて、「急になんで?学校は行かなきゃダメだ!」とか、「学校に文句言ってくる!」とか、「子どもの意思を置き去りにして」行動してしまうと、子どもはますます苦しくなると思うんです。

子どもだってそういった決断を安易に言ってるわけじゃないです。親に怒られるかもしれないな〜とすごく、すごく緊張しつつ、でもどうしても行きたくないという感情が高まり、勇気を出して親に告白しているのかもしれないですよね。

そりゃあ実際にそうなったとしたら、学校に行かずに、友達関係も少なく、部活も行ってなくて、勉強も遅れている。ああ、どうしよう、この先、この子は将来本当に生きていけるんだろうか・・?なんて、心配が尽きないと思います。

ただ、一番に尊重すべきは「子どもの意思」

親の「こうしてほしい!」ではなく、子どもの「こうしたい」が一番重要だと思うんです。

まとめ

以上、「心配」と「過干渉」について、僕なりの意見、考えを書いてみました。

冒頭にもお話しましたが、僕はまだ子育て「未経験」です。

なので、何も分かって無いくせに!と思われてもぐうの音も出ません。

ただ、未経験だろうが経験者だろうが、「考えを巡らせること」は自由ですよね。

僕の主観的な内容になりましたが、何か一つでもみなさんの「気づき」に繋がったなら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

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