『mamaro 2』をたくさん利用してほしい~♪

 こんにちは。Kaziプロジェクトの木村です。

 今日は3月22日。今月も勝手に「夫婦の日(22日)」を宣言します♪

 家事や育児、ライフプランなどについて、夫婦で話し合う「ふたり時間」をつくってみませんか?

 今回も当団体が2月17日(木)に七北田公園都市緑化ホール(宮城県仙台市泉区)に設置したベビーケアルームの『mamaro 2』について書きます。

 利用開始から1カ月が経過したことと、利用組数が100組を突破したことを受け、より多くの皆さまに知ってほしくて、利用してもらいたくて、再度PRします♪

 以下のような方々に見てもらえたら嬉しいです。

  • 小さなお子さんのいるパパ・ママ
  • 施設や企業の皆さま

 それでは、さっそく見ていきましょう。

『mamaro 2』とは

 『mamaro 2』って聞いたことありますか?

 『mamaro 2』は、授乳・離乳食・おむつ交換が可能で、男性も利用可能な設置型のベビーケアルームです。

七北田公園都市緑化ホールにある『mamaro 2』

 【特徴】
 ①サインパネルを見ると利用状況が一目でわかります(専用アプリでも利用状況の確認が可能です)
 ②施錠が可能です(完全個室で安心して利用可能で、プライバシーも保護されます)
 ③ベビーカーごと中に入ることができます(利便性も高く、防犯面でも安心です)
 ④おむつ交換台が設置されています(体重測定も可能です。専用アプリで成長の記録をつけることも可能です)
 ⑤内部のモニターで各種情報を得ることが可能です(アンケートにご協力いただけると嬉しいです)
 ⑥抗菌加工が施されている上、除菌機を設置しているため、内部は清潔な状態が保たれます
 男性の利用が可能です(ベビーケアルームや授乳スペースは、男性が利用できなかったり、利用が気まずかったりという状況はまだ多いため、特にパパに利用してもらえたら嬉しいです)

 【『mamaro 2』設置はSDGsの具体的アクション】

 〈3.すべての人に健康と福祉を〉母子を危険から守る“セーフティボックス”
 完全個室&鍵付きで安心して利用できることに加え、除菌・抗菌対策も行っています。災害時には女性やこども、産褥婦のプライバシーを守ります

 〈5.ジェンダー平等を実現しよう〉男性の育児参画をサポート
 育児に積極的な男性が増えている一方で、男性が利用できるおむつ交換台等のベビーケア設備は少ないのが現状です。外出先でも男性が能動的に育児できる環境を提供します

 〈11.住み続けられるまちづくりを〉子育てバリアフリーな街づくり
 授乳は赤ちゃんにとって大切な食事&水分補給です。おむつ交換も含めて、乳幼児がストレスなく安心して過ごせる環境づくりや子育てしやすい街づくりは、我々大人の責任です

 〈17.パートナーシップで目標を達成しよう〉チームで実現する子育てしやすい街づくり
 子育てしやすい街づくりは一人では実現しません。一団体でも実現しません。チームで協力し合うからこそ実現します。次の世代へ良い環境でバトンを渡しましょう

『mamaro 2』設置の目的

 ここで当団体が『mamaro 2』を設置した目的を2つ紹介します。

 1つ目は、小さなお子さんのいるパパ・ママに沢山お出かけしてほしいと願っているためです。

 コロナ下でお出かけしづらい状況がまだまだ続いています。その中でも公園は、「密を防ぐことができる」「換気された状況」という面では、比較的利用しやすい場所であるといえます。

 思いっきり体を動かしたり、話すことができる公園にぜひお出かけしませんか?

 授乳やおむつ交換が必要になったら、『mamaro 2』を利用してくださいね~♪

 2つ目は、「おむつ交換台が少ない」「授乳室が少ない」等の子育てに関する社会課題を世の中に知ってもらいたいと考えたためです。

 これらの課題は、当事者じゃなければなかなか気づくことができません。ただ、知ってもらうことができなければ、子育てしやすい環境づくりや街づくりは実現しません。そこで、施設や企業の皆さまに知ってもらう“きっかけ”という意味も込めて、『mamaro 2』を設置する決断をしました。

 現状、仙台市はもちろん、宮城県は子育てしやすい環境・地域とは言えません。ただ、自分の子ども世代が子育てをする頃には、家庭においても企業においても、今よりちょっとでも良い環境にしてバトンを渡すことが我々大人の責任だと思っています。

 当団体は、家事シェアを当たり前にをビジョンに掲げており、『mamaro 2』設置を通して、男性が育児参画しやすい環境を整えていくことで、家事を協力しておこなう「家事シェア」の普及とSDGsアクションをこれからも推進していきます♪

『mamaro 2』利用の様子

 2月17日(木)に設置した『mamaro 2』ですが、設置に関して多くのメディアが関心を示してくれました。設置当日も複数のメディアの皆さまが取材にかけつけてくださり、夕方のニュースで取り上げていただきました。

取材対応中の私(木村)

 そして、なんとなんと!!!

 「ニュースで見たので、来てみましたー」と、早速親子が体験してくれました♪
 私が知る限り、恐らく利用者第一号!?
 体験いただき、ありがとうございまーっす\(^o^)/

『mamaro 2』を体験してくれたママと娘ちゃん♪
おむつ交換台を体験中♪

まとめ

  • mamaro 2』は、授乳・離乳食・おむつ交換が可能で、男性も利用可能な設置型のベビーケアルーム
  • mamaro 2』設置は、SDGsの具体的なアクション
  • 「おむつ交換台が少ない」「授乳室が少ない」という社会課題を世の中に知ってもらい、施設や企業の皆さまと一緒に子育てしやすい環境づくり街づくりを
  • ベビーケアは、社会と子育て世代の関心が高い

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 今回も2月17日(木)に当団体で設置した『mamaro 2』について書きました。

 おでかけ先のベビーケアについては、子育てをしている当事者じゃなければ気づきにくく、顕在化されにくいため、声を上げづらい上、声を上げても届きにくいのが現状です。

 今回の話を“きっかけ”に、1つでも多くの施設や企業の皆さまに現状が伝わり、1人でも多くのお子さんとパパ・ママにとって「快適」で「子育てしやすい環境」が整っていったら嬉しいです。本日も、ステキな夫婦の日をお過ごしください♪

この記事を書いた人

kaziproject