【今日から使える】心理学に基づいた方法で、夫婦間のコミュニケーションを円滑にする3つの対話メソッド

こんにちは。Kaziプロジェクトの二戸です。

本記事では、夫婦間のコミュニケーションに関するお話です。

せっかく好き同士で共同生活をスタートさせたものの、コミュニケーションのすれ違いがきっかけでトラブルになるのは当然避けたいですよね。

普段から一緒にすごす時間が多いからこそ、わずかなスレ違いがいつの間にかおおごとになってしまいかねません・・・!

そうならないためにも、普段からお互いを思いやり、円滑なコミュニケーションをするとで円満な家庭を保つことにもつながるはず。

というわけで、本記事では心理学に基づいた、夫婦間のコミュニケーションを円滑にしてくれる対話メソッドを3つ解説していきます。

それではまいりましょう!

メソッド1:小さなことでも、何かやってくれたら「ありがとう」を伝える

何を当たり前のことを・・と思った方もいるかもしれませんが、やはり家族だからこそつい「ありがとう」という気持ちを忘れてしまいがちです。

特に男性は照れくさいという気持ちがでてきてしまい、直接口で伝えるのが苦手な場合も多いかもしれませんね。

ただ、これは心理学的にもかなり効果があることで、「ありがとう=報酬」なんですよね。つまり、シンプルに言われたら嬉しいわけです。

そして、嬉しいからこそまた同じ行動をしたくなる。

家事、育児などでお互いがお互いを気遣い、今やれること、できることをする。

そして、やってくれたことに対して素直にありがとうの気持ちを伝える。これだけで気持ちはすごくほぐれるし、心地よいわけです。

そうやって小さなありがとうの積み重ねが、お互いの関係性を強固にしてくれることにも繋がるし、円満な家庭にも繋がっていくのだと感じます。

当たり前のことを当たり前にするって難しいんですよね。

でも、だからこそやれば効果大ってことです。

今日からでも、いや、今スグにもで大切なパートナーに小さなありがとうを伝えてみてはどうでしょうか?

メソッド2:家事育児の不満は「見える化」する

夫婦関係の悩みでやはり多いのが家事育児の分担についてです。

では、なぜそれほどまでに不満がたまりやすいのでしょうか?

もちろん多くの要因はありますが、意外と盲点なのが「相手が何をやっているのか分からない」ということ。

つまり、家事が大変。育児が大変。仕事が大変・・どれも大変ですが、それをパートナーは「よく分かっていない」ということ。

さらに具体的に言うと、なんか大変そうだけど、何が大変なのかは分かっていないってことですね。

じゃあどうすればいいのか?

→「見える化」するのがとても効果的なんです。

人って「見えない」ものに対しては対処できないんですよね。

言われてみれば当たり前のようですが、お互いが何に対して大変と感じているのか?って以外と知らなかったりします。

あと、不満って口で伝えると口論になったりしますが、大変だと感じていることをお互いに紙に書き出すってことをすると、かなり冷静に話し合いができたりします。

人は耳からの情報よりも、視覚→つまり目からの情報の方がスッと入ってくるんですよね。

なので、お互いの不満、大変だと感じていることを口でぶつけるのではなく、一旦紙に書き出すということをするだけで、驚くほど冷静に対処できるようになります。

紙とペンで良好な夫婦関係が保たれるならやらない手はないですよね。

これも今日から使えますので、ぜひ試してみてください。

あ、ちなみに「家事見える化シート」も効果的です>>

メソッド3:相手を傷つけないアサーションで伝える

何か伝えたいときに効果的な手法として、アサーションというコミュニケーション手法があります。

これは、相手を認めつつ、こちらの主張もハッキリと伝えるというもの。

逆に言えば、こちらの主張を通すために、まずは相手の言動を受け入れるということですね。

流れの例をあげてみます↓

洗濯物をたたむのをパートナーがやってくれている

でも、たたみ方に不満があり、どうしても改善してほしい

まずはやってくれているという行動に対してありがとうを伝える

その上で、「私は」今のたたみ方だとシワになるから嫌だ」と、自分の気持を素直に伝える

そして、具体的に相手にどうしてほしいのか?を伝える
(シワにならないようなたたみ方を教えるなど)

相手が納得してくれたら、感謝の言葉を伝える

相手が納得していない場合は、感情的にならず、お互いの合意点を冷静に話し合う


みたいな流れがアサーションを用いたコミュニケーションですね。

主張を伝えるときに「この方法だとシワになるからやめて!」みたいにぶつけてしまうと、喧嘩のもとになってしまいます。

なので、先に自分の気持ちを伝えるのですが、そのときのポイントとして主語を「私は」という主語にするんです。すると、「自分は〇〇に対して〇〇と感じているんだよ」という感情が相手にストレートに伝わります。

ただ、気持ちをぶつけるんじゃなく、「私は」という主語をつけて主張するのがポイントですね。

これを意識するだけで言葉にトゲがなくなり、コミュニケーションも円滑になります。

これも早速今日から使えますね。

感情的にならず、つねに「自分の気持ち+具体的な改善案」を相手に提示することで円滑にコミュニケーションを進めていきましょう。

まとめ

今回は、心理学に基づいた夫婦間の対話メソッドをお伝えしてきました。

メソッド1:小さなことでも、何かやってくれたら「ありがとう」を伝える
メソッド2:家事育児の不満は「見える化」する
メソッド3:相手を傷つけないアサーションで伝える

どれも今日から使えるメソッドなので、ぜひ活用してみてください。

家庭の雰囲気を作るのは、常に対話です。

対話がおろそかになると、ギスギスした雰囲気になってたり、喧嘩が多くなってしまうものです。

相手が何を考えているのか分からないってストレスなんですよね。

だからこそ、小さなことでも感謝を伝えて、些細なことでも対話を重ねていくことがとても重要です。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

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